さくら総合病院医療法人 医仁会さくら総合病院
SAKURA GENERAL HOSPITAL

24時間365日 夜間休日救急・歯科口腔外科 対応
アクセス   0587-95-6711

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放射線診断治療センター ※下記のトピックにてお知らせ配信中

検査種別
レントゲン撮影(一般撮影)
マンモグラフィ検査
マルチスライスCT
MRI
骨密度検査
歯科領域撮影
透視検査
血管造影検査

トピック

田中 聖道 医師のメッセージを掲載しました。

メッセージはこちら

骨密度を測る機器を新しくしました!!

骨密度を測る機器

測定結果

レントゲン撮影機器の更新をしました。

レントゲン撮影機器の更新


放射線科専門医からのメッセージ

医員 田中 聖道

医員 田中 聖道

「放射線診断専門医の仕事とその近未来展望」

放射線科は病院の規模にもよりますが、CT・MRI・核医学検査を中心とする『画像診断』、カテーテルや穿刺針を用いてX線透視下に治療や検査を行う『IVR』、放射線照射装置を用いてがん治療を行う『放射線治療』の3分野を担っています。当院放射線診断治療センターは、上記3分野の中のCT・MRIによる『画像診断』を主に担っており、撮像された全てのCT・MRIを読影し、診断レポートを作成しています。

放射線科医は診断専門医と治療専門医に分けられますが、診断専門医は患者さんに接する機会は少なく、画像所見について主治医とカンファレンスの場で話し合うことが多いため、海外では『Doctor’s Doctor』とも呼ばれます。しかし当院は24時間365日の救急診療体制をとっており、各診療科医師は多忙な時間帯が多いのが実情です。そのため、各診療科医師が時間や場所にとらわれずに画像診断レポートを一読すれば治療指針への有用な情報が得られるよう、臨床病態を考慮した診断レポートを心がけています。

画像診断には画像の専門知識だけでなく、臨床医としての能力も必要です。私は元々内科に在籍していたため、放射線科に転科後もクリニックや中小規模病院で内科外来や病棟管理を継続してきました。診断専門医は画像は注意深く診ますが、患者さんを診察しませんのでここが弱点です。放射線科の学会や学術誌では画像診断コンテストが催されますが、放射線科画像と共に過去の病歴、現在の症状、診察所見、血液検査等、一連の臨床情報(カルテ情報)が付されます。内科の経験から、臨床情報を的確に把握できていないと画像診断を誤る可能性があると感じています。しかし一方で、臨床情報からは想定できない病変を画像で発見する事も多々あります。臨床医の能力と診断専門医の能力は相補的効果を生み出します。そのため日々の診療においては、双方を合わせ持つ『放射線科画像を専門とする臨床総合診断医』であるよう心がけています。

現在、医療業界ではAI(人工知能)による診断支援システムの構築が多くの企業で進められています。放射線科の画像診断と消化器科の内視鏡診断はその最たる分野であり、AIの活用が必須となる時代が迫っています。この流れは、自動車産業界において安全運転支援装置が当たり前となったのと極めて似ています。安全運転支援装置が不十分な車が選ばれ難いのと同じように、AIを活用しない画像診断は診断精度の観点から敬遠される時代が来ると推測されます。将来的に診断専門医の仕事は、放射線科画像を診断し、AIによる画像診断と照らし合わせ、臨床情報(カルテ情報)および過去の放射線科画像を鑑みて、双方が下した診断の妥当性を検証・統合した上で確定診断とする、といった流れになると考えられます。すなわち診断専門医はAIを上手に活用できる資質が求められ、そのためには先に述べた、臨床能力も備えた『放射線科画像を専門とする臨床総合診断医』としての能力が今以上に問われるようになります。これは気鋭の診断専門医にとっては歓迎すべきエキサイティングな時代と言えるでしょう。着任してまだ日は浅いですが、こういった来るべき時代の変革にも対応出来る風土が当院にはあるように感じています。

文末になりますが、私自身は大学病院在籍時には婦人科腫瘍の画像診断を研究しておりました。当院に婦人科の常勤医師は不在ではありますが、画像診断に関しては婦人科領域も承っております。有効にご利用いただければ幸いです。

医員 谷口 毅

医員 谷口 毅

2019年の10月に着任した放射線科専門医の谷口と申します。

放射線科医と聞いてみなさんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。外科医が主役のドラマやコミックは巷に溢れており、救急医や僻地医療をテーマにした題材も多く見られます。身近な存在である内科や整形外科なども一般の方々はイメージしやすいでしょう。産婦人科や小児科は昨今の厳しい現状で医師不足が叫ばれているのは皆さんの知るところです。翻って「放射線科医」、どんな仕事なのか、どんな内容なのか、想像できる方は非常に少ないのではないでしょうか。

現代の診断技術は凄まじいスピードで発達しています。そしてその中心的な役割を果たしているのが画像診断と呼ばれる技術です。CTやMRIと呼ばれる装置を使い、表面からは見えない内部の様子をメスも入れずに知ることができます。対象は頭のてっぺんから足の先まで。どこにどんな病気があるか、わずかな時間で詳細に知ることができます。一番分かりやすいのは癌という病気です。胸のCTを撮影すれば95%の癌は漏れなく見つけることが可能です。さらに撮影範囲を広げ、時にはMRI、PETも駆使すれば身体のどこに転移があるのかを知ることができます。これにより癌がどのステージにいるのか、治療方針を決めることができるのです。

救急の現場でも、お腹が痛い、頭が痛い、様々な病気の診断に対し絶大な威力を発揮します。さらに核医学検査(PET検査やシンチという呼び名で知られている方も多いのではないでしょうか)では脳の血流低下による認知症の診断、腎臓の機能評価、さらにはCTやMRIだけではわからない癌の性状など様々な情報を得ることができます。現在ではあらゆる医療の現場で無くてはならない技術となっているのです。

しかし困ったことが起こります。どこに異常があるのか、それはどんな病気なのか、技術の進歩に伴い画像を読むために長い専門的な訓練が必要となるほど情報量が増えてしまいました。それも頭のてっぺんから足の先まで。そこで、日々得られる膨大な診療画像を読み解き、その情報を的確に診療に役立てるべく存在するのが放射線科専門医なのです。

ただし放射線科の役割は画像診断だけではありません。血管に管を通して出血を止めたり病気の部分にだけ薬を入れる血管内治療、CTやエコーを駆使して身体の中に正確に安全に針を刺して膿を抜いたり癌の組織を採取する穿刺技術、さらには癌の部分に精密に放射線を照射し焼き殺すがん三大治療の一つである放射線治療、これら全ては放射線科のテリトリーです。

放射線科は非常にマイナーな存在です。それは普段診療の表舞台には現れない黒子だからです。しかも読影室という暗い部屋の中、PCの前が仕事場という非常に地味な見た目、そのせいでメディアの題材にもしにくい。しかし、たとえ華々しさとはかけ離れた仕事場でも、現代医療の核心を担っているという自負と責任感は全ての放射線科医が共有しています。病院でCTやMRIを撮った時、できれば我々の存在を思い出してみてください。


技師長からのメッセージ

技師長 水野晶公 挨拶

水野技師長

私が就職活動をしている時、施設見学に伺った病院の放射線技師さんからこんな話を聞きました。同じ職場で毎年健康診断を受けている先輩が、翌年の健康診断で異常が見つかり、その数ヶ月後に亡くなったという話でした。亡くなられたかたは肝臓に腫瘍ができ、精密検査を受けたときにはもう手がつけられなかったということでした。

一般的な健康診断では、画像検査というのは胸部のX線写真であったり、胃のバリウム検査や胃カメラが多く、脳であったり、肝臓、腎臓の検査はあまりされることはありません。胸部のX線写真も、小さな結節では熟練した医師でも発見できないこともあります。こういった足りない検査を補うためにCTやMRIといった精密な検査をする装置があります。この精密検査をするためには自分自身やその家族、またはその周りの人が体の異変に気づき、病院に行き診察をしてもらい、検査をうけることが必要なのです。

私の両親は私が社会に出る前に両親ともがんで亡くなりました。両親とも原因となるがんではなく他の病気で通院はしていましたが、発見されたときには余命が告げられていました。なぜ検査をしていなかったのだろう、なぜ通院していて検査してもらわなかったのだろうと、今の職業をめざし試験勉強をしながら唇をかみしめていました。

その頃からいわれていますが、早期発見、早期治療という言葉があります。今は早く見つければ治療も簡単にすむ時代です。入院も短い期間ですむのです。今やがんイコール死という時代ではなくなりつつあります。

人間ドックや脳ドック等を利用し、動脈瘤が発見されることもあります。発見が早ければ投薬などのコントロールによって、手術をせずにその病気と付き合って行く方法もあります。ですが、発見が遅くては手遅れとなってしまうこともあります。もし、いつもと違う!というちょっとしたサインを見つけたら、様子を見ずまず診察を受け、是非精密検査を受けてください。当院は放射線技師も24時間体制で勤務しています。

部門紹介

当センターは、マルチスライスCT装置2台、MRI装置、血管撮影装置など高性能な画像診断装置を用いて、各種疾患の画像診断を行なっております。女性の方が特に注目されている、乳がんの正確な診断には欠かすことができないマンモグラフィ撮影も行なっています。また一般撮影装置やX線テレビ装置のデジタル化により、患者さんへの被ばく低減、検査時間の短縮にも努めています。

CT、MRIなどの画像を、消化器や脳神経、循環器など各専門の医師に加え、更に画像診断を専門とする常勤の放射線科専門医が見ることによって、専門領域以外の所見を見つけることができ、早期発見、早期治療につなげることが出来ます。

当院は救急指定病院であり、急な病気、けがに対応する一方、突然亡くなられてしまった方の死因究明の為に、死亡時画像診断(PMI)にも積極的に取り組んでいます。

スタッフ一丸となり、24時間365日いつでも対応できる病院、放射線診断治療センターとしています。


レントゲン撮影(一般撮影)

コンピュータで画像処理する装置を使用しており、より少ないX線の量で検査を受けることが出来ます。画像処理の時間も大幅に短縮され、検査時間が短く楽に、安心して検査を受けていただけます。

主に全身の骨や胸部、腹部などの撮影を行ないます。体勢を変えて撮影を行なう際には 放射線技師が優しく声をかけて撮影を行なうので安心です。

一般撮影1

外来レントゲン撮影装置

救急処置室でそのままレントゲン

全国でもです。

救急処置室は放射線を防護した安心安全な環境です。救急車で運ばれてきた患者さんの処置と並行してレントゲン撮影が可能であるため、診断・治療が非常に早く行われます。

レントゲン撮影

救急処置室・レントゲン撮影装置

一般撮影2

手の骨のX線写真


マンモグラフィ(乳房専用のX線撮影装置)

従来は、フィルム(アナログ)が主流でしたが、デジタル画像として撮影、診断ができるようになりました。

触診ではわかりにくい腫瘍や石灰化、しこりを画像として捉え、乳がんの早期発見に欠かすことのできない画像診断の1つです。

当院では乳腺・内分泌外科を専門とした乳腺専門医によって画像のダブルチェックを行なっており、より高い水準での診断を可能としております。

女性技師のみの徹底対応

乳房撮影の際は女性技師のみが担当させていただいているので安心して検査が受けられます。

健康チェック(乳がん検診)はこちら

乳がん検診について

乳房撮影装置

マンモグラフィ マンモグラフィ3

左右の乳腺像


マルチスライスCT

レントゲン写真で分からない、体の中の構造、出血や骨折の状態などがよく分かる検査です。

短時間での撮影が可能な80列CT2台で検査を行なっています。最新の80列CTでは高速撮影により常に動いている心臓の撮影も可能です。

また、短時間撮影により、被曝の低減や息止めの時間短縮など、患者さんに負担の少ない検査が可能です。

最新80列CT2台導入

最新の機器と放射線技師の患者さんに寄り添う姿勢が、安心安全を実現しています。また、当院では早期発見、早期治療をめざし、画像の処理スピードと画質の向上をさせるためCT装置を新しくします。検査の待ち時間短縮も期待できます。


特長① 高画質で短時間撮影が可能です。

きれいな画像が、さらに短い時間で撮影が可能になります。これにより、短い息止め時間で検査を行うことが可能になります。


特長② 少ない被ばくで検査が行えます。

最先端の技術が搭載されているこの装置では、最大で75%の被ばく低減で検査をすることができ、安心して検査を受けていただけます。


特長③ 安全な検査環境を確保します。

CT装置の開口径は78cmと従来に比べ大幅に広くなり、快適に検査を受けていただけます。
患者さんが寝る寝台も左右にスライドするため、無理な体勢をすることなく、安心安全な検査を実現します。

健康チェック(CT検査)はコチラから

CT検査について

CT

80列CT装置(A棟導入完了)

CT-rotate

胸腹部の3D画像

CT02

腹部のCT画像


MRI

磁石を利用して人体の様々な断面を撮像することができる検査です。CTでは分かりにくい筋肉や、じん帯などがよく見えます。

当院のMRI装置には静音機構が搭載され、従来の装置より検査中は静かで、患者さんはリラックスしながら検査を受けることができます。

造影剤アレルギーの方に

造影剤という薬剤を使用せずに血管像を得ることができるため、頭部血管のMRA像は造影剤アレルギーの方も検査が可能です。

CTとは異なり、放射線を用いないので被曝の心配もありません。

見つからなかった骨折発見

レントゲンで見つからなかった骨折が、MRIによって見つかったケースが多数あります。なかには入院が必要となった例もあります。

最新の設備だからこそ、実現を可能にします。

動脈瘤が人間ドック

家族に勧められ、なにげなく受けた脳ドックで、脳血管に動脈瘤が発見されることがあります。破裂してしまったら、急性くも膜下出血により命にかかわることもあります。

健康チェック(脳ドックセット)はこちらから

脳ドックセットについて

MRI1

MRI装置

MRI2

頚部のMRI像

MRI3

頭部血管のMRA像


骨密度測定

痛くも痒くもない!寝ているだけ!!

当院では最新の機器を導入し、骨折するリスクが高いといわれる腰の骨や大腿骨(足の付 け根)での測定を行っています。

検査時間は5分から10分ほど寝ているだけで検査が出来ます。 検査結果は印刷してお渡ししています。

骨密度を測る機器

測定結果

健康チェック(骨密度検査)はこちらから

骨密度検査について


歯科領域撮影

全ての歯を撮影する装置や、一部の歯を詳細に撮影する専門の装置、歯の矯正のための撮影も行なっています。

24時間撮影可能

当院では24時間撮影が可能です。

歯科領域撮影

歯科用デジタルパノラマ撮影装置

歯科領域撮影2

パノラマ像(上下全部の歯や顎の骨が見えます。)


透視検査

通常の消化管造影検査から血管造影検査まで、併用して一度に検査が行える装置を導入しています。消化管など動きのある部位は、高速連続撮影をすることも出来ます。
検査時間も短くなり、動画のように見ることも出来ます。

何処よりもハイスペック

一般的に透視検査というと胃のバリウム検査等を想像されると思います。当院の最新機器では 高精度かつ、患者さんの姿勢を変えずに検査を行なう事も可能にしています。

透視検査1

透視撮影装置

透視検査2

肘から手首の血管像


血管造影検査・治療

従来の血管撮影装置よりも、少ないX線量で鮮明な撮影を行なうことができます。心血管検査では一度に広範囲の撮影・診断が可能となり、高精度の検査・治療が行なえます。

また、脳血管検査では脳梗塞の原因となっている血栓の吸引、出血している血管の特定も行なうことができます。

カテーテル検査

検査にはカテーテルという細い管を用いて、血管内に造影剤や薬剤を直接注入することで、狭窄部位や腫瘍などの検索、または治療を行ないます。

心臓カテーテル、血管の3次元画像(3D)など多種にわたって検査することができ、原因疾患の特定にもとても有効な検査です。

検査だけではなく治療も

脳動脈瘤による出血、血栓による脳梗塞、腹部外傷による出血などもカテーテルを使い、わずかな傷で治療を行なうことが可能です。

血管造影検査1

血管撮影装置

血管造影検査-rotate

撮影した血管を3D処理した画像

血管造影検査2

頭部の側面の血管像

血管造影検査3

心臓の血管像

所属スタッフ

集合写真

放射線診断治療センターに所属する各人員

男性放射線技師 女性放射線技師 事務員
12名 2名 1名

所属医師

放射線診断治療センター

名前 専門医
医員
田中 聖道
医員|田中 聖道
専門医
  • 日本医学放射線学会放射線診断専門医
経歴
  • 2005年4月 市立長浜病院
  • 2007年4月 関西医科大学附属病院
  • 2017年4月 守口敬仁会病院
  • 2019年1月 彦根中央病院
  • 2022年1月 さくら総合病院
医員
谷口 毅
医員|谷口 毅
専門医
  • 日本医学放射線学会放射線診断専門医
  • 日本医学放射線学会研修指導者
所属学会
  • 日本医学放射線学会
  • 日本放射線腫瘍学会
  • 日本IVR学会
経歴
  • 2014年3月 京都府立医科大学医学部卒業
  • 京都府立医科大学放射線診断治療学教室
  • 2022年4月 さくら総合病院

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