ドクターカーイメージ

ドクターカーによる近隣の福祉施設への出動

さくら総合病院日本全国初の試みへ

近隣の福祉施設へのドクターカー出動

昨今、福祉施設はマンパワー不足、高い離職率、そしてスタッフのメンタルケアが社会問題として取り沙汰されてるのが現状です。その理由は福祉施設へ入所されている入所者様の病状が悪化し、大勢いる入所者様を数少ないスタッフで対応していると、入所者様お一人の具合が悪くなって救急車を要請した場合、スタッフ1名が救急車に乗って病院まで同伴しなくてはなりません。このスタッフは3時間以上施設に戻れないため、その間、残されたスタッフで大勢いる入所者様を対応することになります。このようなケースの場合、残されたスタッフの肉体的・精神的疲弊は計り知れません。その結果、高い離職率となり、恒常的なスタッフ不足となる施設が多くなります。また、こういった現状により、入所者様の体調が相当悪化するまで経過観察し、限界となってから救急要請している事も少なくありません。

こうした問題を解決するため、さくら総合病院は新しい取り組みを始めます。
当院のドクターカーで医師と看護師同乗のもと、福祉施設に赴き具合の悪い入所者様を当院へ搬送すれば福祉施設のスタッフは同伴する必要が無くなり、施設を離れる必要もありません。つまり、「救急車=同伴の必要あり」、「ドクターカー=同伴の必要なし」。


ドクターカーによる近隣の福祉施設への出動

そして、当院が日夜ドクターカーの出動にてサポートをしている丹羽郡、小牧市、犬山市、江南市、岩倉市、西春日井郡の消防署にこの取り組みを提案したところ、全ての消防署が賛同してくれました。また、尾北医師会からも、「診療所やクリニックではカバー出来ていない部分を助けてくれる企画である。」と全面的に支持をいただきました。

しかしながら、入所者様やそのご家族が福祉施設での看取りを希望している終末期の場合や入所者様やそのご家族が他院への搬送を希望されている場合は、ドクターカーの出動は不適応と考えます。

ドクターカーによる近隣の福祉施設への出動

また、通常の119番通報をするようなケースでのドクターカー要請では、ほとんどの場合当院への入院になります。しかし、当院で対応が出来ないような疾病の場合は、大学病院などへ転院搬送いたします。万が一、入院適応とならない場合は、当院のドクターカーで要請のあった福祉施設へ入所者様を看護師もしくはコメディカルスタッフが同乗し送り届けます。また、非常に稀なケースですが、夜間休日などで全ての医師が外部への出動で不在の場合は、要請を断らざるを得ない事もあります。その場合は、通常通り119番通報をしていただく事になります。

この取り組みは、「日本全国初の試み」です。

ドクターカーによる近隣の福祉施設への出動

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