さくら総合病院 医療コラム
糖尿病・
内分泌領域について

糖尿病内分泌内科 鈴木医師にお話をうかがいました

※この記事は院内誌Human2025年6月号で紹介された過去の記事です

糖尿病とは血管の病気とも言われており、糖尿病が引き起こす合併症が怖いと言われています。
しかし、適切な治療を受け、血糖値の上昇を抑えられれば、
合併症の発症予防・進行を抑えられると言われています。


 
 
2025年4月より、さくら総合病院で勤務しております鈴木誠也と申します。

埼玉医科大学を卒業後、埼玉医科大学病院にて初期研修を行ない、同院内分泌・糖尿病内科へ入局し、その後さくら総合病院へ入職いたしました。

専門分野が糖尿病、内分泌疾患となります。

糖尿病はご存知の方が多いかと思いますが、現在日本で多くの方が治療を受けており、何かしらの理由で血糖値が上がってしまう病気です。
糖尿病は基本的には完治しません。そのため、診断されてからは食事療法や運動療法、薬物療法などの治療が必要となります。また、糖尿病とは血管の病気とも言われており、糖尿病が引き起こす合併症が怖いと言われています。しかし、適切な治療を受け、血糖値の上昇を抑えられれば、合併症の発症予防・進行を抑えられると言われています。また、糖尿病は厄介なことに、血糖値が少し高いだけでは、なかなか症状が現れず、気づかれにくいことも多いです。そのため、早期に糖尿病を発見するために、市の健康診断などを定期的に受けておくことが大切です。健診などで血糖値が高いと言われたことがある方は、お気軽に受診してください。

内分泌疾患は、甲状腺・副腎などさまざまな臓器から出るホルモンが関係しております。これらのホルモンに異常をきたすと内分泌疾患を発症します。心疾患や呼吸器疾患などと比較すると、あまりメジャーな疾患は多くありませんが、正常なホルモンバランスは生きていく上で不可欠なため、今までに指摘されたことがある方、現在の症状がホルモンの異常からきているのではないかと思っている方がいらっしゃいましたら、お気軽に受診してください。
 

医員
専門医
日本内科学会内科専門医
日本内分泌学会・日本糖尿病学会認定
内分泌代謝・糖尿病内科専門医

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